先日、ドルの受取配当金や受取利息などによる余剰金は、預り金のままにしておくのではなく、外貨建てMMFで運用した方がいいということを書きました。
SBI証券には、米ドルで5つの外貨建てMMFがあります。
今回は、どの外貨建てMMFを選べばよいかを考えてみます。
5つの米ドル建て外貨建てMMFの比較
5つの米ドル外貨建てMMFは以下の通りです。

目論見書をもとに、主な条件を比較したものが以下です。

こうして見ると、同じ米ドル外貨建てMMFでも中身はけっこう違います。
SBI岡三・USドル・マネー・マーケット・ファンド
SBI岡三は2024年12月に設定された新しい商品です。
上位10銘柄は、米国債、日本の政府関係機関債、東京都債、ノルウェーの政府関係機関債です。
他のMMFに比べると、純資産総額がかなり小さいです(運用開始時と比べると順調に大きくなってはいます)。

ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド
ブラックロックは長い運用実績があり、資産規模も大きいです。
上位銘柄は米国およびEUで発行された米国債、金融機関発行のCP、預金です。
本MMFはコスト上限が0.5%なので最安です。
なお、目論見書には「クラスB受益証券」と「インスティテューショナルI受益証券」のパフォーマンスが記載されていますが、「インスティテューショナル」は機関投資家向けと思いますので、個人投資家向けの「クラスB受益証券」で、他のMMFとは比較をしています。


日興USドルMMF、GSドルファンド
これらは、楽天証券で買える外貨MMFと同じですね。
詳しくは以下にて紹介していますので、今回は割愛します。
ノムラUSドル・マネー・マーケット・ファンド
米国発行の商品への投資が多いことが特徴です。
上位銘柄は、EUの金融機関発行のコマーシャルペーパーです。
純資産総額は600百万米ドルで、ブラックロック、日興、GSと比べるとやや小さいです。

で、どれを選ぶのか?
わたしは「ブラックロック」を選んでいます。
理由は、長期の運用実績があることと、資産規模の大きさ、あとは「日興」と「GS」は楽天証券で買えるから、です。
わたしの場合、外貨建てMMFはあくまで余剰資金の一時的な置き場なので、安定感を重視しています。
そのため、規模の小さい「岡三SBI」と「ノムラ」は、いまのところは外しています。今後、規模が大きくなってきて運用実績も長くなってきたら考えます。
残りの「日興」「GS」「ブラックロック」はどれも資産規模や運用実績があるため「リスク分散」目的でほぼ均等の割合で資金を割り振っています。
その中でSBI証券の余剰ドルは、楽天証券で買えない「ブラックロック」で運用をしています。
本日もお読みいただきありがとうございました。




コメント