2023/3/15時点のポートフォリオの状況の更新です。
1カ月のマーケットの動き
今月は米国の中堅銀行2行(シリコンバレーバンク、シグネチャーバンク)の破綻があり、金融株を中心に株価が下落をしました。
シリコンバレー銀行の破綻の原因は、主な預金者であるスタートアップ企業がベンチャーキャピタルから資金調達をしずらくなったため預金引出が増加→シリコンバレー銀行が保有していた米国債やCMBSが利上げにより価格が下落しており、預金引き出し要請に応じるため中途売却することで多額の損が発生→資本不足に陥るのでは?という懸念から信用不安→更に預金引出要請が増加し、資金繰りにも窮する、というものでした。
シリコンバレー銀行破綻のニュースが流れた3/10時点では、シリコンバレー銀行特有の問題という見方が大勢でしたが、翌週月曜日の3/13にシグネチャー銀行破綻のニュースが流れたことで、他の銀行も危ないのでは?という懸念が増大し、日本の銀行株含めて、金融株が大きく下落をしています。
米国の連邦準備制度理事会は、破綻した2行の預金を全額保護する方針を表明するなど手を打っていますが、米国債の時価下落などは他の地銀にも共通する問題ですし、このような状況においては、どのような経路で影響があるのかを全て見極めるのは難しいと考えて、リスク回避の慎重姿勢で臨むのが安全かと思われます。
マーケットもリスク回避方向に大きく動いており、米銀破綻におる利上げペース鈍化期待から米国2年債利回りは一時1%以上下落、ドル円は133円付近まで円高になりました。
経済指標については3/14にCPIが発表され、市場予想同様の+6.0%、コアCPIは+0.5%と予想(+0.4%)をやや上回りました。雇用を中心とした経済指標は引き続き強いですが、米銀破綻のニュースもあり、次回の3/21、22のFOMCでの利上げ幅は0.25%の予想が現時点では優勢になっています。

日本では日銀新総裁が発表され、言動からは当面は従来の緩和的な金融政策継続の可能性が高いとマーケットは見ているようで、日本の金融政策変更を焦点とした為替変動の動きは一旦は小康状態となっています。
リスク回避の流れから、国債に資金が流れた影響で、日10年債の利回りも0.4%程度まで少し下げました。
ポートフォリオの状況
以下、2023/3/15時点のポートフォリオの状況です。
前回更新時(2023/2/19)から大きな動きはありませんでした。

この1カ月では以下のことを実行しました。
- ジュニアNISA枠でeMAXIS全世界株式を積立購入。約13万円。
- 外貨を一部円転。
資産の増減と背景は以下の通りでした。
- 外国株式は、テスラ・エヌビディアなどのハイテク株の株価下落で少し減少しました。
- 日本株式は、金融株の株価下落で減少しました。
- 外貨を一部円転したため、外貨は減少、円の現預金は増加しました。
来月の投資計画
来月は以下の投資を実行予定です。
- 米国債の追加購入
・適宜、円預金のドル転をし、米国債を時期分散しながら追加購入予定です。 - ジュニアNISA枠
・eMAXIS全世界株式(オルカン)を積立購入。月13万円程度。 - NISA枠:120万円/年・人(夫婦合計240万円)
・引き続き、NTTなどの高配当株、REITの追加購入を検討しています。
・特定口座で保有している高配当株などをNISA枠で買い直し予定です。 - 確定拠出年金
・新規拠出分は全世界株式を購入継続します。
・既存投資分の一部が国内債券に残っているので、全世界株式にスイッチングします。

米国の銀行破綻などのニュースはありましたが、基本的には前月と変わらず、粛々と時間分散してインカムゲインの源泉となる高配当株、REIT、米国債券の購入を継続します。



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