円安で日本人の資産額は知らないうちに減少!?ドル資産にも分散して運用するのはもはや必須。

著者の運用記録・売買ログ
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最近また円安が進んでいます。

昨年1ドル150円付近まで円安が進んだ後、一時は130円を切るところまで円高に戻りましたが、その後再び円安が進み、いまは145円付近になっています。

円安が進むと、ドル資産で資産運用をしていた部分は、円換算の資産が増えます。

逆に言うと、円資産で資産運用している部分については、円換算ではもちろん円資産の価格そのものなのですが、これをドル換算してみてみると、まったく見える景色が変わってきます。

今回、わたし自身の資産がドルベースで増えたのかというのを改めて確認してみると、なかなか驚愕の結果となりまして、やはり通貨を分散した投資が必要ということを実感しましたので、ご紹介したいと思います。

円ベースの資産推移

以下は、いまの円安傾向が始まる前の2022/1時点と直近2023/6時点の円ベースの資産推移です。

円ベースでは1年半で資産が順調に増えています。

ドルベースの資産推移

これをドルベース(ドル換算)にしてみると、なんと以下のような結果になりました。

円ベースでは資産が27百万円も増えていたのに、、ドル換算すると、なんと資産はまったく増えていない。。どころかこの1年半で27,066ドル減っているという結果に。

もちろんこれはドル円レートがこの間に115円から145円に円安になったことが原因です。

私の資産のうち、外国株式、外国債券、外貨は円安によってドルベースの価値は目減りしませんが、約82%を占める円建て資産のドルベースの価値が円安によって大きく目減りしています。

このように、円安というのは、ドルベースで見たときの資産を大きく減らす要因になっています。

日本円だけで資産を保有していてよいのか?

1年半で頑張って働いたり、資産運用をしたりして、資産は順調に増加していると思っていましたが、世界の人から見ると、わたしの資産は全く増えていないどころか減っている。。これはなかなか驚愕でした。

「そんなこと気にしなくても、日本に住んでいて円で生活しているからいいじゃないか」という意見もあると思いますが、例えば、世界の富豪100人などのランキングをつくる場合、様々な国の人がいる中で誰が一番お金を持っているかを比較する必要がありますので、通常その人たちが持っている資産をドルに換算して比べると思います。

その場合、資産の大半を円建てで保有する日本人富豪は最近の円安で大きく順位を下げているでしょう。

同様に、私達、一般の日本人のランキングも大きく下がっているでしょう。

円安による資産の目減り=日本人が持っている円資産の目減り=富の減少を意味しているのです。

最近は日本でもインフレが話題になっています。日本に住んで円で生活していると言っても、エネルギーや食品、さらにはi-phoneなど、さまざまな輸入品もあります。

もし私たちが持っている円の資産が気づかない間に目減りしていて、世界のいろいろなところで作られている素晴らしい製品を購入したり、海外旅行などで素晴らしい体験をするための経済的な力がどんどん低下しているとすると、世界の他の国々の人たちと比べて相対的に豊かな生活を送ることが難しくなってくるかもしれません。

このような事態を避けるためには、やはり資産を円で集中して持つのではなく、ドルや他の通貨にも分散をして持った方がいいな、と思います。

ドル建ての資産運用は円高リスクがあるから危険?

よくドル建ての資産運用は円高になると損をする、というようなことが言われます。

しかし、円建ての資産運用は円安になると損をしている、というのもまた事実です。

要は資産を円ベース(円換算)でカウントするか、ドルベース(ドル換算)でカウントするかだけの話です。

ポートフォリオの一部としてドル建ての資産運用を取り入れ、その後円高になったとしても、ドルベースで考えるとポートフォリオのドル建て部分の評価は変わらず、ポートフォリオの円建て部分がドルベースで増える、ということになるだけです。

これを円ベースで考えると、ドル建て部分は目減り、円建て部分は変わらず、となるため、普段円ベースで自分の資産をカウントする日本人の感覚からすると、資産が減った、と感じることになります。

ただ、わたしの資産の動きのところで見てきたとおり、最近の円安によって、円建て資産部分はドルベースで大きく目減りしています。

仮に資産を円だけで持っているとすると、どれだけリスク分散したポートフォリオをもっていたとしても、円安というリスクには全資産がさらされている状態になります。

日本人の多くの人の労働収入は円だと思いますし、年金収入も円です。それに加えて資産も円、資産からの収入も円、というのは、円安リスクに対してあまりに無防備なフォーメーションのように感じます。

まとめ

今回は、円安でドルベースの資産は目減りすること、円集中のポートフォリオは円安というリスクに全資産がさらされていること、リスク分散のためには、資産の一部をドルなどの円以外の通貨で保有・運用することが大事であることを紹介してきました。

円安のリスクを感じる方は、通貨のバランスも考えて資産を保有、運用していくことを検討してみてはいかがでしょうか。

たやっと
たやっと

私自身も順調に増えていると思っていた自分の資産が、アメリカ人と話したら、「あなたの資産はここ最近全然増えてないね」と言われてしまうような状態であることに少し驚きを覚えました。日本人が世界的にみて富を維持し続けるためには、円以外の通貨に自分の資産を振り向けるということが必要なのではないでしょうか。もちろん円高になればそれはそれで日本人の富が世界的にみても維持されることになるので、ハッピーなことですし、どっちに転んでも富を維持するという観点でいうと、やはり通貨のバランスは大事になってくるのかなと思いました。

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