【FIRE後の分散投資戦略②】どのように分散すればよいのか?_1.動きが異なる資産を組み合わせる

資産配分・長期戦略
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わたしは、「子持ち」「FIRE」する場合、FIRE後は「分散投資」が最適と考えています。

前回は【FIRE後の分散投資戦略】の第1弾として「「子持ち」×「FIRE」だと、なぜ分散が必要なのか?」について、説明しました。

今回は【FIRE後の分散投資戦略】の第2弾として「どのように分散すればよいのか?」を解説します。

「分散投資」は、どのように分散すればよいのか?

結論としては、以下の3つの視点で分散すべきという考えです。

分散投資の3つの視点
  1. 動きが異なる資産を組み合わせる
  2. 通貨の分散
  3. ペーパー資産と実物資産に分散する

今回の記事では、上記3つの視点のうち、「動きが異なる資産を組み合わせる」を説明します。

「動きが異なる資産を組み合わせる」理由と効果

「分散投資」を行う目的は、リスク分散です。

リスク分散とは、リスクイベント(例:株価の暴落)発生時の、資産全体に与えるダメージを小さくするために行います。

この目的を果たすためには、リスクイベント発生時の動きが同じものを組み合わせても、意味がありません

例えば、トヨタ自動車の株式と、ホンダの株式に「分散投資」をしていても、株価暴落や自動車株暴落時には、どちらの株式も暴落するでしょうから、資産全体に与えるダメージを小さくすることはできません。

一方で、トヨタ自動車の株式と、日本円国債に「分散投資」していれば、株価暴落や自動車株暴落時には、トヨタ自動車の株式は暴落しますが、日本円国債は暴落しないでしょうから、資産全体に与えるダメージを小さくすることができます。

このように、「分散投資」は「動きが異なる資産を組み合わせる」のが基本です。

どのようにして「動きが異なる」かどうかを調べればよいのか?

「分散投資」の基本が「動きが異なる資産を組み合わせる」ことだとして、ではどのようにして「動きが異なる」かどうかを調べればよいでしょうか?

結論としては、「動きが異なる」かどうかを調べるには、「相関係数」というものを使います。

「相関係数」とは?
  • 2つの異なる資産が、「どのぐらい同方向に動くか」の関係性を表す指標
  • -1から1の間の数値で表され、-1は完全に逆方向に動く、1は完全に同方向に動く、0は関係性がないことを意味する

「相関係数」がどのようなものかがわかれば、あとはインターネットで「資産 相関係数」で画像検索すると、以下のような画像がいくつか出てきます。

以下は米国の投資銀行J.P.Morganの資産運用会社が公表している、直近10年と3年の各資産クラスの「相関係数」を示した表です。

見方としては、一番上の行「日本株式」を右にすすんでいくと、「米国株式」の列が「0.65」となっています。

これは「日本株式」と「米国株式」は「同じ方向に動く」ということを意味しており、その強さは「0.65」ということです。

そのままさらに右に進んでいくと、例えば「日本国債」の列は「-0.25」となっています。

これは「日本株式」と「日本国債」は「逆方向に動く」ということを意味しており、その強さは「0.25」ということです。

このことから、例えば「日本株式」と「動きが異なる」資産を組み合わせたいということであれば、「米国株式」より「日本国債」と組み合わせた方がよい、ということがわかります。

※注意:「相関係数」は「過去の動き」を分析したものですので、将来そうなることを約束するものではないです。ただし「過去の動き」を参考にすることに意味はあると思います。

まとめ

今回の記事のまとめです。

今回は「どのように分散すればよいのか?」「分散投資」の1つ目の視点「動きが異なる資産を組み合わせる」について説明しました。

「動きが異なる資産を組み合わせる」理由は、「分散投資」の目的である、リスクイベント発生時の資産全体に与えるダメージを小さくするためでした。

そしてどのようにして「動きが異なる」ことを調べるかというと「相関係数」を調べることで、異なる資産クラスが過去どのような動きの関係性があったのかを知ることができる、ということでした。

「分散投資」の最初の一歩は「相関係数」を使って「動きが異なる資産を組み合わせ」、リスクを抑制することです。

次回は「分散投資」の2つ目の視点「通貨の分散」について解説します。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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