連日の株価上昇で「高配当株」と言える銘柄が減ってきました。
配当利回り何パーセント以上を「高配当株」というかは人それぞれと思いますが、私の感覚だと4%以上、最低でも3.5%以上ないと「高配当株」に新規投資するメリットを感じません。
しかし足元ではその利回りに達する銘柄は非常に少なくなっています。
なおかつ、ただ利回りが高ければよい訳ではなく、わたしの場合、以下に述べるその他の基準を満たす銘柄しか、個別株として投資するつもりはありませんので、さらに対象は限られてしまいます。
今回は「わたしの高配当株選定基準」と「今からでも買える高配当株は存在する?」というテーマになります。
今からでも買える高配当株は存在する?
結論としては、非常に限られています。
候補として考えている銘柄は以下。
| 銘柄 | 利回り | 検討理由 |
| 積水ハウス | 3.84% | 14期連続増配。配当下限設定。トップハウスメーカー |
| NTT | 3.44% | 15期連続増配。累進配当方針。通信最大手 |
2社だけです。
上記2社以外に検討した銘柄は以下ですが、最終的に候補から外しました。
| 銘柄 | 利回り | 除外理由 |
| MS&AD | 3.69% | 既に金融銘柄を多く保有しているため(同様の理由で第一生命、東京海上も除外) |
| ソフトバンク | 4.04% | 親会社が実質投資会社でNTT、KDDIのような安心感がない |
| 日本郵船 | 4.40% | 海運業は景気による業績ブレが大きいため安定配当か微妙(同様の理由で他海運大手も除外) |
| 王子ホールディングス | 3.69% | 株価上昇で利回り低下 |
| INPEX | 2.52% | 株価上昇で利回り低下 |
少し前まで、王子ホールディングス、INPEXも検討していましたが、大きく株価が上昇し、魅力的な利回りではなくなってしまったので、候補からは除外しました。
私の高配当株選定基準は「安定・安心・世間体」
私が高配当株投資に期待することは「マーケット混乱・株価暴落時でも配当が安定していること」「潰れずにずっと配当を出し続けてくれること」です。
正直、株価については、あがるときも下がるときもあると思っていますが、配当はある程度、安定していることを期待しています。
この期待に沿う銘柄を選定するための選定基準が「安定・安心・世間体」です。
高配当株選定基準①安定
「安定」は「配当金の安定」です。
「配当金が安定している銘柄」をどのように判断するかと言うと、①過去の実績、②配当方針です。
まず「過去の実績」として、例えば「20年減配なし」の企業があったとすると、それはその企業が雨のときも風のときも「配当を安定して出してきた」何よりの証になります。
ただし「過去の実績」はあくまで過去のことで、これからの配当の安定を保証するものではありません。
それを補うもう一つの判断軸が「配当方針」です。
最近は増えてきましたが「累進配当(減配はしない)」「最低配当金額を定める」「DOE(毎年の「利益」の●%ではなく、自己資本の額に対して●%の配当をする)」といった配当方針を定めている企業です。
もちろんこのような「配当方針」を定めていても、不測の事態が起これば減配や無配になるリスクはありますが、「過去の実績」+「配当方針」がある企業であれば、配当の安定性については、一定の安心感はあります。
高配当株選定基準②安心
「安心」は「潰れないこと」です。
さきほど述べたとおり、私が高配当株投資に期待することは「潰れずにずっと配当を出し続けてくれること」ですので、潰れない企業を選ぶことはMUSTです。
多少「配当利回り」が高くても、潰れる心配がある企業には投資をしません。
潰れる心配があるかどうかの判断軸は、「格付け」や「自己資本比率」などいろいろありますが、個人的には「この企業が潰れることは想像できない」「この企業が潰れたら日本も終わり」と思えるかどうか、というような「感覚」を案外大事にしています。
この点は以下の3つ目の選定基準にもつながります。
高配当株選定基準③世間体
「世間体」は「自分の子供がその企業に就職したら親戚一同がすごいねと喜んでくれるような企業を選ぶ」ことです。
例えば「三菱商事」「トヨタ自動車」「NTT」「三菱東京フィナンシャルグループ」のような企業です。
この基準の意味は「日本トップのすごい企業」「おそらく潰れることはない」「ここが潰れたらある意味諦めがつく」「みんなが入れるなら入りたい企業」「小中高のクラスのトップ人材が集まるような企業が競争力がないはずがない」というようなことです。
「このような企業に投資する」=「株主になって超優秀な彼らに働いて稼いでもらってその儲けを自分のものにできる」ということを意味します。
私はどうせ投資するなら優秀な人達が集まる集団に賭けたいです。
なお、高配当株投資のポジションは、配当利回りが最低3.5%以上という基準で銘柄選定をしますので、どれだけ世間体がいい企業でも配当利回りが低い「ソニー」や「キーエンス」等には、わたしは投資をしていません(それらの企業には「日経平均」「TOPIX」などのインデックス投資で高配当株投資とは「別口」では投資しています)。
まとめ
今回は「わたしの高配当株投資の銘柄選定基準」と「今からでも買える高配当株は存在するのか?」について紹介しました。
個人的にはいまは株価が大きく上昇して利回りが下がってきているので、無理して仕込みにいかず、企業の利益成長・配当成長もしくは株価下落のどちらかで、利回りが魅力的な水準にくるのを焦らず待とうと思っています。
本日もお読みいただきありがとうございました。



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