今や定番人気となった米国S&P500に連動する株式ETFのVOO。
今回はVOOに5年間100万円投資した場合、どれぐらい利益が出たか、トータルリターンがどうなったかについて紹介します。
2022年に入ってから下落が続く米国株ですが、過去5年累計のパフォーマンスで見ると、別記事で書いた債券ETFのPFF、LQDと比べて圧倒的な結果でした。
5年間のトータルリターンは約101%、利益は101万円
今から5年前の2017/6にVOOに投資して5年間保有した場合の、分配金と評価損益を合計したトータルリターンは約101%でした。
仮に100万円を投資していた場合は以下のようになりました。
| 投下資金 | 1,000,000 | |
| 分配金合計 | 112,750 | |
| 評価損益 | 897,025 | |
| 回収資金 | 2,009,774 | 201% |
| 期間 | 5 | 20.2% |
直近で株価が下がっているとは言え、VOOの価格は5年前と比べると約55%高い水準です。また、ドル高(110円から135円)も影響して、円ベースでは、年換算(単利、税金は勘案せず)で約20%の利回りと圧倒的な結果でした。
分配金の推移:VOOの分配金は年々増加
VOOの分配金は四半期ごとです。
米国株は増配株も多いためか、分配金自体は毎年少しずつ増加しました。
| 分配金 | 株価 | 利回り | |
| 2022 | na | 350.12 | na |
| 2021 | 5.437 | 436.57 | 1.2% |
| 2020 | 5.303 | 343.69 | 1.5% |
| 2019 | 5.571 | 295.04 | 1.9% |
| 2018 | 4.737 | 229.81 | 2.1% |
| 2017 | 4.368 | 245.29 | 1.8% |
5年間合計で112,750円(ドル円110円計算)とすると、投下資金1,000,000円に対する利回りは2.25%です。
価格の推移:VOOの価格は直近下落も5年前対比では+55%
2017/6の価格は226.6ドルでした。
2022/6の価格は350.46ドルですので、5年間で約55%上昇しました。

ドル建てでの投資利回り、トータルリターン
さきほど、5年間のトータルリターンは約101%と説明しましたが、これは円建てでのリターンです。
ドル建てでのトータルリターンは5年で約66%、年換算だと約13.2%でした。
分配金を2.2%×5年=11%受け取り、価格が約55%下落しましたので、合計66%です。
以下は100万円(2017/7のドル円レートでドル)投資した場合のドル建てトータルリターンです。
| 投下資金 | 9,070.29 | |
| 分配金合計 | 1,017.35 | |
| 評価損益 | 4,957.84 | |
| 回収資金 | 15,045.48 | 166% |
| 期間 | 5 | 13.2% |
円建ての投資利回り、トータルリターン
以下は円建てでのVOOの価格の推移です。
直近でドル高円安が進んでいますので、円建てだと価格は5年前よりさらに高くなっています。

ドル高のおかげで、円建てでの投資利回りは20%/年、トータルリターンは101%になりました。
| 投下資金 | 1,000,000 | |
| 分配金合計 | 112,750 | |
| 評価損益 | 897,025 | |
| 回収資金 | 2,009,774 | 201% |
| 期間 | 5 | 20.2% |
まとめ
今回はVOOに5年間投資した場合のトータルリターンについて紹介をしました。
仮に5年前に投資をしていた場合、トータルリターンは102%、年利で約20.2%でした。
100万円投資していたら201万円になっていたことになりますので、すごい結果です。
やはり債券に比べて株式の長期パフォーマンスは高いです。
もちろんリスク量をコントロールする必要はありますが、長期投資であればVOOのような株式マーケット全体に投資できるETFは有力な投資先の一つになります。

円安の影響もありますが、改めて確認してみると過去5年はかなり高いリターンでした。
いまは価格調整局面ですが、株式の高い長期リターンを将来享受できるように、長期投資用にVOO、VTなどは粛々と積立をしていこうと思います。



コメント