この1週間で大きな動き。新NISA、日銀YCC変更は資産運用側には有利、借入側には不利。

資産運用コラム・時事解説
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新NISAの発表、日銀YCC変更と、この1週間で資産運用に影響を与えるかなり大きな動きがありました。

資産運用する人にとっては基本的にはポジティブな動きだったと思います。

影響について簡単にまとめてみようと思います。

新NISA

非課税期間が無期限になり、非課税枠が拡大したため、運用資産が大きい人にはかなり有利な変更になりました。

資産形成期を終えて、FIREまでもう少しという人や、ある程度まとまった資産がある人にとって、高配当株での配当金生活、FIREもかなりやりやすくなったと思います。

税率が20%だと3%で運用するためには、3.75%の配当利回りが必要でしたが、NISA枠であれば3%の配当利回りの銘柄に投資すれば3%で運用できます。

FIRE後の運用利回りを計算する上で、この差は非常に大きいです。

また期限が無期限、というのもかなり大きく、これにより永久に資産を減らさず運用資産からの収益だけで生活するという仕組みは非常に作りやすくなったと思います。

日銀YCC変更

イールドカーブコントロール(YCC)の10年金利のレンジ上限を0.25%から0.5%に変更しました。

資産運用側には様々な好影響があると思います。

  • 余剰資金(円)の運用でも多少は金利が稼げるようになる。個人向け国債の金利上昇などが見込める。
  • ドル円為替が132円まで円高に戻り、ドル建て資産への投資がやりやすくなった。
  • ドル金利は下がらずに、為替が円高になったので、米国債などドル債への投資がやりやすくなった。

日銀の発表後、10年国債金利は0.25%から0.4%台に急上昇。日本ではかなり久々の金利上昇です。

すぐに短期金利が上がる訳ではないですが、金利が上がっていく方向ですので、住宅ローンを借りて家を購入しているなど借金している人に不利、借金しておらず運用資産が大きい人には有利になります。

株も同じで、銀行や保険会社など、資産を運用する企業は株価爆上げ、不動産やREIT、トヨタ、ソフトバンクなど借入多い企業は暴落しました。

改めてセクター分散の重要性も認識しました。

まとめ

この1週間で新NISA発表、日銀の金融政策変更と大きな動きがありました。

資産運用する側にとっては非常に大きなポジティブサプライズだったと思います。

個人的には米国債を買い増そうと思っていたので、米国金利が下がらずに円高に戻ったのはかなり嬉しい動きです。

120円台で3.5%以上の米国債を買えれば一番よいですが、徐々に買っていってもいい水準と考えています。

これまでヘッジコストの高止まりで米国債を売っていた生保など機関投資家もおそらく再び外債を買っていくのではと思います。

短期的には更に円高に戻る可能性があるので為替ヘッジしたいところでしょうが、以前より買いやすい為替水準にはなってきたのは確かです。

日本株やREITも価格調整がありそうですし、日本債券も金利が出てくるので、運用先に困っていた人にとっては選択肢が増えてよい流れになってきました。

たやっと
たやっと

こういった大きなイベントがありますので、やはり銘柄分散、購入時期分散が重要ですね。個人的には更に金利があがって不動産の価格が下がればいいなあと思っていますが、そこまではまだ時間がかかるだろうなと思います。

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