【FIRE後の分散投資戦略④】どのように分散すればよいのか?_3.ペーパー資産と実物資産に分散する

資産配分・長期戦略
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わたしは、「子持ち」「FIRE」する場合、FIRE後は「分散投資」が最適と考えています。

前回は【FIRE後の分散投資戦略】の第3弾として「どのように分散すればよいのか?_2.通貨の分散」について、説明しました。

今回は【FIRE後の分散投資戦略】の第4弾として「どのように分散すればよいのか?_3.ペーパー資産と実物資産に分散する」を解説します。

「分散投資」は、どのように分散すればよいのか?

結論としては、以下の3つの視点で分散すべきという考えです。

分散投資の3つの視点
  1. 動きが異なる資産を組み合わせる
  2. 通貨の分散
  3. ペーパー資産と実物資産に分散する

今回の記事では、上記3つの視点のうち、「ペーパー資産と実物資産に分散する」を説明します。

「ペーパー資産と実物資産への分散」理由と効果

「分散投資」を行う目的は、リスク分散です。

リスク分散とは、リスクイベント(例:株価の暴落)発生時の、資産全体に与えるダメージを小さくするために行います。

ペーパー資産と実物資産に分散する」を行う理由も同じです。

「ペーパー資産」「実物資産」とは
  • ペーパー資産:「株式」「債券」「投資信託」「現預金」など、そのもの自体には本来価値がなく、金融システム上で、人々の「信認」により価値が生じている資産
  • 実物資産:「現物不動産」「金」など、そのもの自体に「使用価値(例:現物不動産であれば「住める」)」がある資産

このように「ペーパー資産」と「実物資産」は、性質が異なります

また、それぞれの資産に甚大なダメージを与える「リスクイベント」も異なります。

実物資産」を保有せず、「ペーパー資産」のみを保有していた場合のリスクイベントは「金融システムの崩壊/ルール変更/通貨危機(通貨の信認の失墜)/ハイパーインフレ」「国による金融資産の凍結(引き出し禁止)」です。

ペーパー資産」を保有せず、「実物資産」のみを保有していた場合のリスクイベントは「盗難/滅失/占拠」です。

これらのリスクイベントは滅多に起きるものではありませんが、「分散」をしていれば、万が一これらのイベントが起こったときでも「全てを失う」事態を避けられる可能性が高まります。

どのようにして「ペーパー資産」と「実物資産」への分散を行うか?

リスクイベント発生時に「全てを失う」事態を避けるためには「ペーパー資産」と「実物資産」への分散が有効だとして、どのようにして「分散」を行えばよいでしょうか?

最も現実的で実行しやすい方法は「自宅を購入する」ことです。

「子持ち」×「FIRE」においては、家族が快適に生活し、子供の教育環境も考慮した「住まい」が必要です。

「住まい」を確保するには「購入」と「賃貸」という選択肢がありますが、「実物資産」を組み入れるためにあえて「購入」を選択するという方法です。

この方法のメリットは以下のようなことです。

「子持ちFIRE」で「自宅」を「購入」するメリット
  • 無理なく「実物資産」と「ペーパー資産」の分散が実現できる
  • 「現物不動産投資」より「自宅購入(自宅投資)」の方が心理的ハードルが低い
  • 「不動産投資用ローン」より有利な「住宅ローン」を活用できる(「住宅ローン」金利は不動産投資用ローン金利より低い&住宅ローン控除が使える)

「子持ちFIRE」を検討できる時点で、総資産額はそれなりの金額になっていると思います。

そのうちの一部を「実物資産」に投資したくても、多額の金現物を保有するのは保管リスクがありますし、現物不動産投資(収益物件/賃貸物件投資)は、物件の目利きが投資の成否を分けます(また、管理の手間もあります)。

現実的に取り組める「実物資産」への投資手段は限られており、そのことを考えると、多くの人にとって最も馴染みがあって心理的ハードルが低い「実物資産投資」は「自宅購入」だと思います。

FIRE後は毎月のキャッシュフロー (収入−支出)がマイナスになりがちですが、毎月大きな金額の赤字で資産を取り崩していくのは、精神的にもラクではありません。

そのことを考えると、「自宅購入」で「家賃」をなくして、支出を抑えて赤字幅を減らすことは精神面での安定、安心感にもつながります。

まとめ

今回の記事のまとめです。

今回は「どのように分散すればよいのか?」「分散投資」の3つ目の視点「ペーパー資産と実物資産の分散」について説明しました。

ペーパー資産と実物資産へ分散」する理由は、「分散投資」の目的である、リスクイベント発生時(具体的には「金融システム崩壊/通貨危機/盗難や滅失」)の資産全体に与えるダメージを小さくするためでした。

「どのような方法で「実物資産」を持てばよいのか?」については、取り組みやすい一つの方法として「自宅購入」を挙げました。

次回は「【FIRE後の分散投資戦略⑤】アセットアロケーションの決め方」について解説します。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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