【FIRE後の分散投資戦略⑤】アセットアロケーションの決め方

資産配分・長期戦略
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わたしは、「子持ち」「FIRE」する場合、FIRE後は「分散投資」が最適と考えています。

前回までの【FIRE後の分散投資戦略②~④】の記事では「どのように分散すればよいのか?」について、「分散の3つのポイント」を説明しました。

今回は【FIRE後の分散投資戦略】の第5弾として「アセットアロケーションの決め方」を解説します。

「アセットアロケーション」はどのようにして決めればいいのか?

前回までの記事で「子持ち」×「FIRE」の場合「分散」が必要なこと、「分散」のポイントを説明しました。

では「分散」のポイントを踏まえた上で、実際の「アセットアロケーション」はどのようにして決めればよいでしょうか?

「アセットアロケーション」とは?
  • 「株式」「債券」「不動産」「金」「現預金」などの異なる資産に投資資金をどの程度の割合で配分するかを決めること
  • 「アセットアロケーション」により、特定の資産の価格変動による資産全体の変動リスクを軽減し、安定したリターンを目指すことができる

「アセットアロケーション」の決め方には、いくつかの方法があります。

「アセットアロケーション」を決める方法
  1. 「リスク許容度」から決める
  2. 「期待リターンとリスク」から決める

今回の記事では、上記2つの方法のうち、「リスク許容度から決める方法」を説明します。

「リスク許容度」から「アセットアロケーション」を決める

まず「リスク許容度」とは何かを説明します。

「リスク許容度」とは
  • 「リスク許容度」とは、投資や資産運用において、どの程度の価格変動や損失を受け入れられるかを示す指標
  • 「リスク許容度」は、以下のような要因によって影響を受ける
    • 年齢:若い人は長期的な運用が可能でリスクを取りやすい傾向がある。年齢が上がるにつれて、安定を重視するようになる。
    • 収入:高収入の人は、損失が出ても生活に与える影響が少ないため、リスクを取りやすい。
    • 保有資産:資産が多いほど、リスクを受け入れやすくなる。
    • 投資経験:投資の経験が豊富な人は、過去の経験からリスクを管理しやすくなる。
    • 性格:性格によってもリスク許容度は異なり、慎重な人はリスクを避ける傾向がある。
  • 自分の「リスク許容度」を把握することで、無理のない範囲での投資が可能になり、精神的なストレスを軽減することができる

では、どのようにして自分の「リスク許容度」を把握できるでしょうか?

いくつかの質問に答えることで、「リスク許容度」を測ることができます。

「リスク許容度」を測るための質問例
  • 保有資産が、この額以下になるのは絶対にダメ/嫌という金額はありますか?いくらですか?
  • 急にお金を失った場合、どのくらいのショックを受けますか?

例えば「保有資産が5,000万円で、子供の教育費があるので保有資産が3,000万円以下になるのは絶対にダメ」と考えていたとします。

この場合の「価格変動」「損失」の許容額は「max2,000万円」です。

そうすると、2,000万円以上の価格変動があり得る「アセットアロケーション」にはできません(例えば「株式100%」)。

「株式」の「過去最大下落率」を参考にする

自分の「リスク許容度」(「価格変動」「損失」の許容額)を大まかにイメージできた後、「アセットアロケーション」を決めるときには、「株式」の「過去最大下落率」を参考にします。

例えば「myINDEX」というサイトによると、「米国株式」の過去最大下落率は1929年~1945年の83%「日本株式」は1989年~2021年の69%です。

ただし、このことでもって「「株式は83%下落する可能性がある」という前提で「アセットアロケーション」を決めないといけない」ということではありません

わたしは、過去の暴落時の下落率をみて「30~50%ぐらい下がることはあるだろう」という前提で「株式」への投資金額を決めています(例:「株式」に3,000万円投資→1,500万円資産が減ることはありうる→この金額の変動であれば、自分の許容範囲)。

そして「株式」(および「株式」以外の「価格変動」の大きいリスク資産(「金」など))への投資金額を決めた後に、「債券」「不動産」「現預金」など「株式」より「価格変動」「損失」が小さいものへの配分割合を決めています。

こうすることで、マーケット(金融市場)の変動があったときに、自分の「資産全体」がどれぐらい減少する可能性があるのかを予め把握・コントロールできるため、精神的なストレスなく、投資が継続しやすくなります。

まとめ

今回の記事のまとめです。

今回は「アセットアロケーションの決め方」のうち「リスク許容度から決める方法」について説明しました。

リスク許容度から決める方法」では「価格変動」の大きい「リスク資産(代表的なものは「株式」)」へのアロケーション金額をまず決定し、その後「債券」「不動産」「現預金」など「価格変動」が小さい資産への配分を決めます。

この順番で「アセットアロケーション」を決めることで、マーケット変動時の自分の「資産全体」の減少幅を予め把握・コントロールし、マーケット変動があっても焦らず投資を継続できるようにする、というのがこの方法の特徴です。

今回は【FIRE後の分散投資戦略⑤】アセットアロケーションの決め方として「リスク許容度からアセットアロケーションを決める方法」を説明しました。

本日もお読みいただきありがとうございました。

参考

「期待リターンとリスク」からアセットアロケーションを決める方法については、以下の書籍の中で説明をしています。

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