NISAなど非課税枠で投資すべきもの、してはいけないもの

資産運用コラム・時事解説
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NISAやジュニアNISA、確定拠出年金(Ideco)など、非課税枠は投資をする際に最大限有効に活用すべきです。

とはいえ、NISA枠で何に投資するのがよいか悩みますよね。

今回は、NISAなど非課税枠で投資すべきもの、してはいけないものについて解説します。

この記事を読んでわかること

  1. NISAなど非課税枠で投資すべきもの、してはいけないもの
  2. 具体的な投資対象

NISAなど非課税枠で投資すべきもの、してはいけないもの

結論としては、
投資すべきもの:高配当株式や株式を対象とした投資信託などのリスク資産
投資してはいけないもの:国債や債券を対象とした投資信託などの安全資産
となります。

非課税枠のメリットとは?

非課税枠のメリットとは何でしょうか?

それは、配当や分配金、投資対象が値上がりして売却した場合の売却益などの「利益」に課税がされないことです。

よって、安全資産などの、値動きは小さくて安全だけれども、あまりリターンは期待できないものに非課税枠で投資しても、非課税枠のメリットを最大限活かすことができません。

非課税枠のメリットを活かすためには、利益(リターン)の出そうなリスク資産に投資をする必要があります。

非課税枠でリスク資産に投資をした場合

例えば、合計で1,000万円の金融資産を持っていたとします。

Aさんは、500万円を株式などのリスク資産、500万円を日本国債などの安全資産で運用したいと考えています。

そこでAさんは、500万円をNISAなどの非課税枠で利回り5%の高配当株式に投資をし、残り500万円を課税口座で利回り0.1%の個人向け国債に投資したとします。

この場合、Aさんの受け取れる1年間の配当、利息は以下のようになります。

高配当株(NISA枠):500万円×5%=25万円
個人向け国債(一般口座):500万円×0.1%×80%(税率を20%とします)=4,000円
合計:25万4,000円

非課税枠でリスク資産と安全資産に50%ずつ投資した場合

上記と同じケースで、AさんがNISA枠で250万円ずつ高配当株式と個人向け国債を購入し、一般口座で250万円ずつ高配当株式と個人向け国債を購入したとします。

この場合、Aさんの受け取れる1年間の配当、利息は以下のようになります。

高配当株(NISA枠):250万円×5%=12.5万円
個人向け国債(NISA枠):250万円×0.1%=2,500円
高配当株(一般口座):250万円×5%×80%=10万円
個人向け国債(一般口座):250万円×0.1%×80%=2,000円
合計:22万9,500円

非課税枠で安全資産を購入すると非課税枠のメリットを活かせない

上述の2つのケースは、どちらも高配当株式500万円、個人向け国債500万円の組み合わせの全く同じポートフォリオです。

にもかかわらず、NISA枠で個人向け国債に投資してしまうと、年間の配当・利息が24,500円も少なくなってしまいます。

NISA枠の非課税メリットは、配当や売却益などの利益が出てはじめて活きてくるものなので、利益がでずらいものに投資しても、非課税メリットを最大限活かすことはできません。

具体的な投資対象

具体的な投資対象としては、以下のようなものが候補として挙げられます。

・高配当株式:配当に課される税金20%がかからない。安定した配当を出す企業にNISA枠で投資することで非課税のメリットを享受しやすい。

・株式を対象とした投資信託:低コストの株式インデックスファンドに投資をして、非課税期間5年間の間に利益が出たタイミングで売却し、売却益を狙う。売却益に課税されないので、大きな値上がりがあれば非課税のメリットは大きくなる。

まとめ

非課税枠のメリットを最大限活かすには、リスク資産に投資してリターンを狙う必要があります。
全資産をリスク資産に投入する人はあまりいないと思いますので、その場合は非課税枠ではリスク資産に投資し、安全資産は非課税枠ではないところで保有する、という組み合わせがよいでしょう。

たやっと
たやっと

わたしも確定拠出年金(これも非課税枠)では、一部安全資産を保有しています。ポートフォリオ全体で安全資産はたくさん保有しているので、確定拠出年金ではリスク資産のみを保有するのでもよいかも知れません。

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