株価下落で米国連続増配株はいまがお買い得?

米国株式
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米国株の株価下落が続いています。

長引く株価下落によって足元で資産が目減りするのは残念ですが、こういう時こそ長期保有に適した優良銘柄を仕込む絶好のタイミングでは?と考える方もいらっしゃると思います。

そこで今回は約4カ月間に紹介した米国高配当株(個別銘柄)について、足元の株価でいまがお買い得な状況になっているかを見ていきたいと思います。

以前の記事はこちら

株価下落で米国連続増配株はいまがお買い得?

結論としては、少しお得感は出てきているものの、そこまでお買い得感はない、です。

特にジョンソンエンドジョンソン、コカ・コーラなど有名な優良銘柄については、正直思ったほど株価は下落していないので、配当利回り的にもそこまでお買い得というレベルには至っていない印象です。

以下、詳しく見ていきます。

米国連続増配株の直近4カ月の株価下落率と直近の配当利回り、PER

以下は直近4カ月の株価下落率と、現在の株価で計算した配当利回りとPERです。

JNJPGKOMCDIBMMMMABBVJPMVZ
6/1株価1811496525213915015013051
9/30株価1631265623111911113410438
下落率10%15%13%8%15%26%11%20%25%
配当利回り2.8%2.9%3.1%2.4%5.6%5.4%4.2%3.6%6.6%
PER16.221.322.723.412.710.79.78.47.6

最近の株価の下げで、連続増配株の株価も大きく下げているかと思ったのですが、意外にあまり下がっていない印象です。

日本人投資家にも人気がある、JNJ、PG、KO、MCDについては8~15%程度しか株価は下がっていません。

PERは以前に比べて少し下がり、16~23倍と割高感はなくなってきましたが、割安というほどでもないです。

配当利回りも2~3%台なのでたいした水準ではありません。

上記の鉄板4銘柄以外に少し範囲を広げて、IBMや3M、VZあたりまで入れると、PER10倍未満、配当利回り5%超という銘柄もあるので、このあたりであれば、数字的には割安感を感じる水準の銘柄は出てきています。

ただこれらの銘柄を、ずっと長期で持っておきたいと思うかというと、鉄板4銘柄と比べるとその度合いは少し弱い銘柄になります。

短期的に見ると債券投資の方が魅力的かも

以下はSBI証券で売られている米国債の利回りです。

国債は満期まで保有すればドル建てで元本割れするリスクはありません(発行体も国なので、倒産リスクも限りなく低いです)。

その国債の利回りが3%後半から4%ありますので、インカムゲイン狙いでの投資であれば、わざわざ元本割れリスクのある利回り2~3%台の連続増配株に投資をしなくても、国債でそれ以上の利回りを得られる状況です。

また、少しだけクレジットリスクをとって社債にした場合、さらに高い利回りが見込めます。

トヨタ自動車や本田技研工業の5~6年の社債で4.5%、MUFGやSMFGの銀行社債であれば5.3%、マクドナルドやコカ・コーラの7~8年社債で4.5~4.8%の利回りが得られます。

もちろん、株式の場合、長期保有することによって増配やキャピタルゲインを狙う魅力もあるので、一概にどちらがよいとは言えませんが、安定したインカムが得られて元本割れリスクがないものに投資したいというニーズの場合は、現状でいうと債券投資は十分魅力的な投資対象です。

まとめ

今回は、最近の株価下落を受けて、改めていまの水準で米国連続増配株はお買い得か、買い時かについてみてみました。

意外にそこまで株価が下がっていないため、そこまでお買い得な水準までは至っておらず、逆に利回り上昇中の債券投資がいまは魅力的な水準になってきているように思います。

また、今後、逆業績相場に突入する可能性が高いことから、個別銘柄への投資は難しい局面が続きます。

業績の下方修正があった場合、株価が大きく下がる銘柄が出てくることもありえますが、業績への影響を事前に予想するのはなかなか難しいです。

そのため、株式に投資するのであれば、いまは個別銘柄より市場全体に投資するETF(VTやVOOなど)や投資信託の方が無難です。

10月から米国企業の四半期決算発表シーズンが始まりますので、個別株への投資については決算発表とそれに対する株価の動きも見ながら検討するのがよいかもしれません。

たやっと
たやっと

わたしは今の株価下落局面は長期的に見ると、将来的に資産を増やすためのいい投資タイミングだと引き続き考えていますので、自分のリスク許容度にあった金額で時間分散して資産を仕込んでいくつもりです。

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