株安・債券安・円安。いま追加投資するなら何に投資する?

資産運用コラム・時事解説
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2022年の年初と比べると、米国株は20~30%安、個別銘柄でもベライゾンやIBMなどの利回りは5%超、米国債券も3~4%の高利回りとなっており、追加投資をするには魅力的な水準になってきているものがたくさんあります。

一方で日本株はそこまで下落しておらず、REITの利回りも3~4%台が中心です。

本来なら米国株式や米国債券に追加投資をしたいところですが、一方で年初来で円安が30%近く進んでおり、円高への巻き戻しの可能性を考えると、ドル建て資産への投資を躊躇してしまうという方も多いと思います。

今回は株安・債券安・円安の状況で、いま追加投資するなら何に投資するかを考えてみたいと思います。

株安・債券安・円安。いま追加するなら何に投資する?

結論としては、各自の目標アセットアロケーションに合わせて追加投資先を決定すればよい、です。

短期トレードでの利益狙いであれば、タイミングとマーケット(株価、債券価格、為替)の動きにより、安くなったものに投資をしてリバウンドを狙うという戦略もあります。

一方で、長期の資産形成目的での投資であれば、やはり自分で決めたアセットアロケーションに近づけるように、ある意味粛々と追加投資をしていくということでよいと思います。

わたしの場合は、全世界株式、米国債券、日本株、REITをそれぞれもう少しずつ積み増していくことにしています。

そのため①全世界株式の積立購入、②米国債(余剰ドル資金で)、③JT株、④ジャパンリアルエステイト(REIT)を購入するつもりです。

追加投資先として検討したのは以下です。

銘柄名種別検討理由追加判断理由
JT日本株配当利回りが6%超100株しか保有していない。インカム収入積み上げたい。
三菱UFJ日本株配当利回りが約5%の水準まで株価が下落×既に700株保有。高配当株が金融業に偏っているので見送り。
NTT日本株配当利回りは約3.1%×以前より狙っているが株価が下がらない。
ジャパンリアルエステイトREIT分配金利回りが約3.7%の水準まで投資口価格が下落以前より600,000円以下での購入を狙っていた銘柄。利回りは高配当株より低いが、REITポートフォリオが少ないため追加。
eMAXIS全世界株式、VT、VOO世界株株価は年初来20-30%下落も円安も30%積立で粛々と購入。
ベライゾン米国株配当利回りが6%超。10年来安値。×十分魅力的な水準だが、逆業績相場で業績見通しずらいため個別株は買いずらい地合い。オルカン、VT、VOOの積立投資にて代用。
米国債2年米国債券利回り4%超手持ちのドルcashにて追加購入。
三井住友FG米国債7年米国債券利回り5%超×手持ちのドルcashは限られているので米国債を優先。円からドル転して追加購入は円高リスクあり。株式購入すると配当が(円で)5%超なので利回りは高いが、あと一押し。

追加投資先①eMAXIS全世界株式、VT、VOO

米国株(世界株)は、全体のアセットアロケーションの約9%なので、積立投資で増やしていく計画にしています。

現在は50%以上がハイテク株ですが、オルカン・VT・VOOにシフトしていく計画のため、これらを積立投資で購入中です。

基本的にはアセットアロケーションを決めて、それに向けた形で追加投資先を選定しているため、円安ですが粛々と追加投資を継続します。

連続増配株も将来のインカムゲイン積み上げのため、追加投資の候補ではあります。

ベライゾン、P&G、J&J、コカ・コーラ、JPMなど魅力的なものはいくつかあり、ある意味絶好の検討機会ですが、業績見通しが読みずらいのと、個別株の研究をする時間がいまは取れないため、やむなくオルカン・VT・VOOで代用するつもりです。

追加検討先②米国債現物(2年)

最近の他の記事でも書いていますが、4%を超える利回りなので、証券会社の口座に置いたままのドルCashは短めの期間の米国債購入に充てる予定です。

追加検討先③JT

これも将来のインカムゲインを増やすため、日本株の高配当株は少し買い増しをする方針です。

個別で見ると、利回りが約5%まで株価が調整された三菱UFJフィナンシャルグループや三菱HCキャピタルを追加購入したいところなのですが、現在、日本株ポートフォリオが金融業に偏っているため、見送ることにしました。

業種分散を図るため、金融以外で追加投資先を検討しており、NTTを購入したいのですが株価が全然下がってこず配当利回りが3%程度しかないため、値下がり/減配/ロシアリスクはあるものの、NTTの倍の6%超の配当があるJT株の追加購入を検討中です。

追加検討先④ジャパンリアルエステイト(REIT)

こちらはNTT同様、2022年初の方針でも下がってきたら購入を検討したい銘柄としていた先です。

正直、個別銘柄の比較としては、分配金利回り3.7%のジャパンリアルエステイトは、高配当株式に比べてそこまで魅力的でもないですが、アセットアロケーションに占めるREITの割合が2%しかないため、REITの追加購入を検討しています。

ジャパンリアルエステイトは最古のJ-REIT銘柄の一つであり、以前他の記事でも紹介したように安定した分配金実績がありますので、長期保有に適した銘柄と考えています。

投資口価格が600,000円を切れば購入しようと思っていた銘柄なので、当初方針通り、購入しようかと思っています。

まとめ

足元では、米国中心に株安・債券安が進み、同時に円安も進んでいます。

このような状況は、長期で見たときには非常にいい買い場だと思いますので、何かしらのリスク資産に追加投資をするのがよい時期だと考えています。

もちろん株価の下落はまだ当面続く可能性がありますので、リスク許容度を超えた金額を一気に投資するのではなく、時間分散で投資を進めていくべきですが、一方で慎重になりすぎると投資機会を逃してしまいます。

それを最も簡単に防ぐ方法は積立投資を設定することです。

積立投資を設定することで、株価が下落していっても「よしよし、安く仕込めているぞ」と思えますし、株価が急反発しても「安値で拾った分は利益が出るな」と思えるので、精神衛生上もよいです。

その上で、自身の将来構築したいアセットアロケーションに合わせて、足りていない部分を株価を見ながらスポットで購入していくという方法を組み合わせると、退屈にもならずに投資も楽しめます。

たやっと
たやっと

面白いもので時間がたつとマーケットの様子というのはすぐに変わります。1年前の今頃と今を比べると、マーケット参加者が言っていることも随分変わりました。マーケットの動きに関心を持ち続けられるように、積立投資と合わせて個別投資も組み合わせていくというのも一つの方法と思います。

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