夏のボーナスで買いたい高配当株(米国株編)

高配当株(日本株・米国株)
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今回は前回の記事の米国株編です(前回の記事はこちら)。

では、早速紹介していきます。

夏のボーナスが入ったら買いたい高配当株(米国株編)

結論としては、3M、ジョンソンエンドジョンソン、プロクターアンドギャンブル、コカ・コーラ、マクドナルドです。

目新しさのカケラもない結論ですが、これらの企業の過去の数字を改めて確認した結果、やはり長期であれば、こういう企業に投資をするのがよいのだろう、という結論に達しました。
(過去の数字は以下で紹介します)

高配当株選定の基準

日本の高配当株を紹介する記事でも書きましたが、長期保有を前提としており、以下を高配当株選定の基準としました。

① 倒産する可能性が低い
② 過去の業績(利益)が安定している
③ 過去の配当が安定している
④ 配当性向が高すぎない

日本の高配当株の紹介記事はこちら

配当貴族銘柄

米国株には非常に多くの高配当株、連続増配株があります。

一方で、あまり知られていない企業も多く、日本株と比べて情報もとりずらいです。

長期保有を前提とする場合、自分で納得感を持って継続保有するためには、何をしているのか本当のところはよくわからない企業や、情報が取れない企業より、知っている企業の方がよいと思います。

今回は多くの高配当企業から絞り込みをするために、まず米国高配当株投資の世界では有名な、配当貴族銘柄の条件を使いました。

配当貴族銘柄の選定基準は以下の通りです。

  • 25年以上連続で増配を継続していること
  • S&P500の構成銘柄であること
  • 時価総額30億ドル(約3,800億円)以上
  • 1日平均取引額が500万ドル(約6.3億円)以上

配当貴族銘柄の条件の一つが、S&P500構成銘柄ということなので、あまり知られていない企業は除外されます。

また時価総額の比較的小さな企業や、取引量が少ない企業も除外されます。

そして、25年以上連続増配企業なので、選定基準の②安定した利益、③安定した配当を満たす企業をピックアップできます。

3M、J&J、P&G、コカ・コーラ、マクドナルドの過去のPER、配当実績

配当貴族銘柄の一覧を見たうえで、出来る限り時価総額の大きい企業で、聞いたことがある企業をピックアップし、それらの企業の過去のEPS(1株当たり利益)、配当実績を個別に見ていきました。

配当貴族銘柄の一覧

三菱UFJ国際投信「配当貴族銘鑑」より時価総額上位30社を抜粋

おすすめの高配当株①スリーエム(株価149.5ドル、配当利回り4%)

以下はスリーエムの2008年から2021年のEPS、配当、配当性向の推移です。

EPS配当配当性向
20085.16239%
20094.682.0444%
20105.752.137%
20115.752.238%
20126.312.3637%
20136.722.5438%
20147.493.4246%
20157.724.153%
20168.164.4454%
20179.174.751%
20189.985.4455%
20198.965.7664%
20208.755.8867%
202110.125.9258%

13年間でEPSは1.96倍、配当は2.96倍になっています。

年平均ではEPSは7.4%、配当は15.1%増えたことになります。

最近株価が軟調なため、配当利回りが4%あり魅力的な水準です。

(注:今期3Qまでに食品安全部門のスピンオフが予定されています。同部門の3M全体に占める売上は2%以下ですが、スピンオフ後、保有株は特定口座から一般口座に移管される可能性が高いため、将来売却時の確定申告など手間が増えます)

おすすめの高配当株②J&J(株価181ドル、配当利回り2.5%)

以下はJ&Jの2008年から2021年のEPS、配当、配当性向の推移です。

EPS配当配当性向
20084.551.79539%
20094.631.9342%
20104.762.1144%
201152.2545%
20125.112.447%
20135.522.5947%
20145.972.7646%
20156.22.9548%
20166.683.1547%
20177.33.3245%
20188.183.5443%
20198.683.7543%
20208.033.9850%
20219.84.1943%

13年間でEPSは2.15倍、配当は2.33倍になっています。

年平均ではEPSは8.9%、配当は10.3%増えたことになります。

配当は2.5%程度ですが、10年後に配当が2倍になれば配当利回りは5%です。

配当性向も40%台と低く、EPSも順調に伸びています。

J&Jについての詳しい記事はこちら

おすすめの高配当株③P&G(株価148.7ドル、配当利回り2.4%)

以下はP&Gの2008年から2021年のEPS、配当、配当性向の推移です。

EPS配当配当性向
20083.51.5544%
20093.661.7247%
20103.671.8851%
20113.952.0552%
20123.892.2157%
20134.062.3658%
20144.252.5360%
20154.052.6365%
20163.672.6773%
20173.922.7370%
20184.222.8467%
20194.532.9565%
20205.123.1161%
20215.663.460%

13年間でEPSは1.62倍、配当は2.19倍になっています。

年平均ではEPSは4.7%、配当は9.2%増えたことになります。

J&JよりはEPSの伸びが緩やかですが、手堅く伸びてはいます。

配当利回りは2.4%とやや物足りないですが、10年で配当が2倍になれば利回りは4.8%です。

おすすめの高配当株④コカ・コーラ(株価64.7ドル、配当利回り2.7%)

以下はコカ・コーラの2008年から2021年のEPS、配当、配当性向の推移です。

EPS配当配当性向
20081.580.7648%
20091.530.8254%
20101.750.8850%
20111.930.9449%
20122.021.0250%
20132.081.1254%
20142.051.2260%
201521.3266%
20161.911.473%
20171.911.4877%
20182.091.5675%
20192.111.676%
20201.951.6484%
20212.331.6872%

13年間でEPSは1.47倍、配当は2.21倍になっています。

年平均ではEPSは3.7%、配当は9.3%増えたことになります。

EPSの伸びより配当の伸びが大きく、配当性向がやや高くなっている点は少し気になります。

一方で、現在の配当利回りは、J&JやP&Gより高い2.7%あります。

おすすめの高配当株➄マクドナルド(株価251.8ドル、配当利回り2.1%)

以下はマクドナルドの2008年から2021年のEPS、配当、配当性向の推移です。

EPS配当配当性向
20083.671.6344%
20093.982.0552%
20104.582.2649%
20115.282.5348%
20125.432.8753%
20135.563.1256%
20145.383.2861%
20154.953.4469%
20165.743.6163%
20176.673.8357%
20187.854.1953%
20197.854.7360%
20206.055.0483%
20219.285.2557%

13年間でEPSは2.53倍、配当は3.22倍になっています。

年平均ではEPSは11.8%、配当は17.1%増えたことになります。

EPS、配当の伸び率が素晴らしいですね。

現在の利回りは2.1%と他銘柄に比べて低いですが、10年で配当が3倍になれば利回り6.3%です。

まとめ

今回はボーナスが入ったら買いたい高配当株(米国株編)ということで、米国株についてみてきました。

米国には魅力的な高配当株が多いですが、今回は、倒産リスクが小さいなど、筆者の高配当株選定基準に照らして銘柄の選定を行いました。

また、比較的長めの期間のEPS、配当、増配率の実績に注目し、足元での利回りがさほど高くなくても、今後増配により、将来的に購入価格に対して高い利回りが見込める銘柄も含めて、スリーエム、J&J、P&G、コカ・コーラ、マクドナルドの5社を紹介しました。

もちろん今回紹介した銘柄以外にも魅力的な銘柄はあると思いますので、自分の既存ポートフォリオとの業種バランスなどを見て、次のボーナスで買う先を検討してみてはいかがでしょうか。

たやっと
たやっと

個人的には、J&Jは既に保有しているので、スリーエム、P&Gを検討中です。

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