GAFAMなどハイテク株急落。売却すべき?

米国株式
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最近は株価が急落しハイテク株の時代は終わった、などと言われたりもしているGAFAM(=Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)。

米国景気のリセッション入りも予想されている中、本業の成長鈍化も懸念されています。

今回は、GAFAM+Nvidia、Teslaについて、改めて直近3カ月の株価の動きと本業(EPS予想)の動きを比較して、現在の株価が割安かどうかを検証してみようと思います。

GAFAM+Nvidia、Teslaの直近3カ月の株価の動きとEPS予想の変化

各社の3カ月前の株価、EPS予想は、英語版のyahoo financeにて数字をチェックできます。

例えば、以下はAmazonの2022年のEPSについて足元の予想(15.99ドル)と、90日前の予想(48.85ドル)になります。

Yahoo finaniceの数字をもとにGAFAM+Nvidia、Teslaの90日前(2022/2/末)の株価、予想EPSをみていくと以下のようになっています。

Google:株価下落で割安に?

EPS予想は90日前と比べて4%下落しています。

株価は90日前と比べて17%下落しています。

PERは今期EPSベースで20倍、来期EPSベースで16.9倍ですので、手頃な水準まで株価調整が進んだように思います。

Google株価EPS予想
今期
EPS予想
来期
PER
今期ベース
PER
来期ベース
90日前2,697115.7135.523.319.9
現在2,234111.5132.420.016.9
増減-17%-4%-2%-3.3-3.0

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Amazon:業績見通し悪化で株価下落は止む無し

EPS予想は90日前と比べて25%下落しています。

株価は90日前と比べて67%下落しています。

EPSの見通し落ち込みが大きいため、株価調整は止む無しかなと思います。

Amazon株価EPS予想
今期
EPS予想
来期
PER
今期ベース
PER
来期ベース
90日前3,07148.972.762.942.3
現在2,29016.053.9143.142.5
増減-25%-67%-26%80.30.2

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Facebook:GAFAMの中ではPER低い

EPS予想は90日前と比べて5%下落しています。

株価は90日前と比べて9%下落しています。

GAFAMの中ではPERが低いですね。

Facebook株価EPS予想
今期
EPS予想
来期
PER
今期ベース
PER
来期ベース
90日前21112.514.716.914.4
現在19311.914.116.213.7
増減-9%-5%-4%-0.6-0.7

Apple:中長期目線で買い?

EPS予想は90日前と比べて1%下落しています。

株価は90日前と比べて10%下落しています。

今のところ本業に陰りが見えないので株価下落で少し値ごろ感が出てきたように思います。
本業の伸びが継続するなら中長期目線では仕込んでも面白いタイミングかも知れません。

Apple株価EPS予想
今期
EPS予想
来期
PER
今期ベース
PER
来期ベース
90日前1656.26.626.825.2
現在1486.16.624.322.4
増減-10%-1%1%-2.5-2.7

Microsoft:業績安定しており買い機会?

EPS予想は90日前と比べて1%下落しています。

株価は90日前と比べて9%下落しています。

いまのところ本業に陰りは見えないのですし、GAFAMの中では比較的安定している印象です。
株価下落で少し値ごろ感が出てきたように思います。

Microsoft株価EPS予想
今期
EPS予想
来期
PER
今期ベース
PER
来期ベース
90日前2989.410.831.927.7
現在2729.310.829.225.2
増減-9%-1%0%-2.6-2.5

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Nvidia:PERはやや割高だが株価大幅下落でお買い得?

EPS予想は90日前と比べて2%下落しています。

株価は90日前と比べて24%下落しています。

業績の落ち込みに対して株価の下げが大きいですね。半導体銘柄は全体的に売り圧力が強かったですし、もともとのPERも比較的高かったのが、株価下落の大きな要因かも知れません。
株価下落によりPERは大きく下がりました。
(ちなみに以下のEPS、PERはNon-GAAPベースと思います)

Nvidia株価EPS予想
今期
EPS予想
来期
PER
今期ベース
PER
来期ベース
90日前2435.66.743.336.2
現在1855.56.533.628.5
増減-24%-2%-3%-9.7-7.8

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Tesla:業績次第。成長継続なら株価回復も

EPS予想は90日前と比べて17%上昇しています。

株価は90日前と比べて14%下落しています。

唯一、90日前と比べてEPS予想が上昇しているにもかかわらず、株価は大きく下げています。もともとのPERが他の銘柄よりも高いので、いまのマーケットの地合い的に売られやすかったのかも知れません。本業の成長に陰りが見えないのであれば、中長期的にはいい仕込みタイミングかも知れません。

Tesla株価EPS予想
今期
EPS予想
来期
PER
今期ベース
PER
来期ベース
90日前87010.512.783.068.3
現在75112.315.961.147.2
増減-14%17%25%-22.0-21.1

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まとめると

以下が90日前の各社の株価、指標です。

そこから各社ともに株価が下落し、足元の株価、指標は以下になりました。

株価の下落が一番大きいのはAmazonでした。

AmazonはEPS予想今期が90日前と比べて67%減少していますので、PERで見ると特に割安にはなっていません。

一方で、例えばNvidiaはAmazonとほぼ同水準の24%株価が下落していますが、EPS予想は2-3%程度の減少です。

そのため、90日前のPERと比べると、現在のPERは低くなっています。

Teslaなどは、EPS予想は90日前と比べて下がっていないにもかかわらず、株価は下落しているようです。

もちろん、株価には先見性がありますので、EPSの減少を先取りしているという可能性はありますが、全般的には、株価の下落率が予想EPSの減少率より大きいという印象です。

今後の投資戦略

以上で見てきたように、GAFAM+Nvidia、Teslaの株価はどれも下落していますが、業績悪化具合はいまのところ各社でばらつきがあります。

もちろん、これはタイミングの問題で、いまのところ業績悪化のサインが出ていない会社も今後、業績が悪化してくる可能性はあります。

GAFAM+Nvidia、Teslaに投資する場合は、四半期ごとの決算をしっかりモニターして、引き続き成長軌道を維持しているかを確認しつつ、中長期のホールドで、業績伸長、企業価値向上による株価上昇を狙うというのが基本戦略になるのかなと思います(短期トレードで利益を狙うという方は別の考え方が必要です)。

たやっと
たやっと

昨年までのようにGAFAM全力投球、という訳にはいかないでしょうし、業績モニターは必要だと思いますが、中長期で有望なビジネスを抱えている企業もあるので、ポジション調整はしつつも継続保有していこうと思います。

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