数日前に原油価格が急騰し、日経平均株価が大きく下げた際、以下の記事を書きました。
その後、昨日、今日と株価がリバウンドしたため、購入した高配当株ETFを売却し利益確定をしました。
今回は短期で売却し利益確定した理由を紹介します。
結論:高配当株ETF(1489)を短期で売却し利益確定した理由
まず結論です。
高配当株ETFを短期で売却し利益確定した理由は以下3点です。
- 投資余白を持っておくため
- リバウンドしたら売るつもりで買ったポジションだから
- NISA成長投資枠は復活する仕組みだから
以下、詳しく説明します。
理由①投資余白を持っておくため
まず一つ目の理由は「投資余白を持っておくため」です。
私の資産運用の基本戦略は自分のリスク許容度の範囲内でリスク資産(株式や金など)を持ち、持っているリスク資産は長期投資で「バイ&ホールド」です。
具体的に現在のポートフォリオで言うと7,000~7,500万円ぐらいをリスク資産の上限と考えています。
そして常にこの上限に対して「気持ち」余白を持っておきたいと思っています。
それは数日前のような「暴落」があったときに「出動(値下がりしたお買い得なものに新たに投資)」できるからです。
上限額までリスク資産を持ってしまっていると、短期トレード目的で「出動」するとリスク資産が上限を超えてしまいます。
それだとリスク資産の上限を設けている意味がないため「投資余白を持っておく」ことで暴落チャンスを逃さず動ける体制にしておきたいと考えています。
これが今回、高配当株ETFを短期で売却し利益確定した理由の一つ目です。
理由②リバウンドしたら売るつもりで買ったポジションだから
二つ目の理由は「リバウンドしたら売るつもりで買ったポジションだから」です。
本来、お金に色はありませんが、私はどういう目的(狙い)で投資したポジションなのかによって、投資の出口を変えています。
今回、高配当株ETFに投資をしたのは「リバウンドしたら売却益が取れるし、リバウンドしなければ高配当株として持ち続ければいい」と考えたからです。
私が長期保有しているオルカンや高配当株・債券はこれとは違う目的(狙い)で「長期的に複利で資産を増やすことを期待」「安定したインカム収入を得たいから」です。
そのため、オルカンや高配当株・債券は価格が上昇しても売却益を取りに行くことはあまりありません。
これは目的(狙い)が違うからです。
今回の高配当株ETFは短期リバウンドによる売却益も見込んでの投資でしたので、そのシナリオになったため、予定通り売却をしました。
これが二つ目の理由です。
③NISA成長投資枠は復活する仕組みだから
三つ目の理由は「NISA成長投資枠は復活する仕組みだから」です。
今回、私はNISA成長投資枠で高配当株ETFを購入しました。
これは売却益を取っても税金が引かれないことと、社会保険料などに影響が出ないことを考慮したためです。
また、なかなか株価が下がらない中で、私がもともとNISA成長投資枠で長期保有目的で投資したいと考えている高配当株が買いたい価格・利回りにならず、年初から3か月経過したにも関わらずNISA成長投資枠を持て余していたから、というのもNISA成長投資枠で投資した理由でした。
そして今回、NISA成長投資枠で購入した高配当株ETFを売却したのは「どのみちNISA枠は復活するから、また使える」ためです。
もし以前の旧NISAのように売却すると「復活しない」仕組みであれば、折角の非課税枠を短期売却益(普通は長期保有後の売却益より少額)に使ってしまうのは「非常にもったいない」。
しかしながら、いまのNISAは使っても翌年には枠が復活します。
NISA枠の復活ルールを一応整理すると以下の通り。
| 項目 | 成長投資枠 | 積み立て投資枠 |
|---|---|---|
| 年間投資上限 | 240万円 | 120万円 |
| 投資上限 | 1200万円 | 600万円 |
| 売却後の枠復活 | あり | あり |
| 復活タイミング | 売却した年の翌年 | 売却した年の翌年 |
| 復活する金額 | 購入価格(簿価) | 購入価格(簿価) |
今回、購入→売却に使った枠(約30万円)は翌年に復活しますが、翌年の年間投資上限は240万円です(270万円になるわけではない)。
そのため、毎年240万円を投資していって最速(NISA開始から5年)で枠を埋めたいという人にとっては、枠を埋め切れるタイミングは遅れます(復活する30万円を使えるのはNISA開始から6年目)。
まあしかし、6年目まで一度もその非課税枠を使っていないわけではなく、3年目で一度非課税の恩恵を受けて、6年目でもう一度使えるということですので、純粋に「6年目まで使えるタイミングが遅れる」ということでもないのかなと思います。
いずれにせよ、この「NISA枠は使い切りではなく復活してまた使える」ということが、今回私が短期で高配当株ETFを売却したことの三番目の理由になります。
まとめ
今回は「株価がリバウンドしたので、高配当株ETF(1489/NF 日経高配当株50)を売却」というテーマで、私が高配当株ETFを短期で売却し利益確定した理由をご紹介しました。
本文でも述べた通り、私はそれぞれの投資ポジションについて、もともとの目的(狙い)によって投資の出口を変えています。
そして長期投資以外のポジションについては、あまり長く持ちすぎず、常にリスク資産の上限に対して若干の余白を持って、チャンスがあれば動けるようにしておきたいです。
またNISA枠は長期投資で使いたいところですが、なかなかいい投資対象が出てこない間、ずっと遊ばせておくのも勿体ないと考えました。
本日もお読みいただきありがとうございました。
本記事は筆者の個人的な見解を述べたものです。紹介している銘柄への投資を推奨・投資結果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。




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