【米国債券ETF】AGG、LQD、PFFどれに投資するのが今年一番儲かった?

債券(米国債・他)
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2022年は米国債券投資については、債券価格の値動きと為替の値動きの両面でかなり激動の年でした。

3月からFRBが過去にない急速なペースで利上げを開始し、債券価格はドルベースで大きく下落しました。

一方で、同時に急速なスピードでドル円為替レートも円安ドル高が進みました。

米国債券に投資をする場合、広く分散された債券に投資ができるETFを活用されている方も多いと思います。

米国債券ETFにはかなり多くの種類がありますが、今回はその中でも人気の高い3つの米国債券ETF、AGG、LQD、PFFについて、2022年の年始に投資をしていた場合、どれに投資するのが一番儲かったかを1年間の振り返りも兼ねて整理してみようと思います。

ちなみにAGGは米国債中心、LQDは米国社債、PFFは優先株式に投資するETFです。

各ETFの概要は別の記事で紹介をしています。

AGG、LQD、PFFどれに投資するのが一番儲かった?

結論としては、投資リターンは、AGG(プラス5.4%)>LQD(プラス1.1%)>PFF(マイナス0.7%)の順番でした。

投資のリターンは以下の前提条件で計算しています。

前提条件
  • 2022年初に円をドルに両替し、各ETFに投資
  • 保有継続し、毎月配当金を受取
  • 12月9日に売却し、ドルを円に両替

以下、各ETFの投資リターンを見ていきます。

AGGの2022年の投資リターン

AGGの投資リターンはプラス5.4%でした。

投資額値動き+配当運用後リターン
投資成績13066.89701.1813768.07105.4%

①値動きによる損益と②配当は以下の通りでした。

AGGの値動きによる損益

AGGの値動きによる損益はプラス3.2%でした。

2022/1/32022/12/9値動き
ドル建て113.398.79-14.51-12.8%
為替レート115.33136.5621.2318.4%
円建て13066.8913490.76423.873.2%

AGGのドル建ての値動きは以下の通り、年初来でマイナス12.8%でした。

一方でドル円の為替は以下の通りで、約18.6%ドル高となりました。

AGGの配当

AGGの配当は合計で2.09ドル、円換算すると277.31円でした。

2022/1/3に投資を開始した場合の円建て投資元本は13,066円ですので、利回りで約2.1%でした。

配当ドル建て為替レート円建て
2022/2/10.161482114.7418.53
2022/3/10.160622114.8318.44
2022/4/10.159848122.5119.58
2022/5/20.181332130.1223.59
2022/6/10.186101130.1224.22
2022/7/10.185649135.2225.10
2022/8/10.200463131.5726.37
2022/9/10.204483140.128.65
2022/10/30.210609143.7930.28
2022/11/10.216055147.931.95
2022/12/10.226212135.1730.58
合計2.092856132.50277.312.1%

LQDの2022年の投資リターン

LQDの投資リターンはプラス1.1%でした。

配当は2.8%でAGGより高かった一方、ドル建ての価格下落がマイナス17%でAGG(マイナス12.8%)より大きく、トータルではAGGより低いリターンとなりましたが、円建てリターンは辛うじてプラスでした。

投資額値動き+配当運用後リターン
投資成績15120.92161.7215282.64101.1%

①値動きによる損益と②配当は以下の通りでした。

LQDの値動きによる損益

LQDの値動きによる損益はマイナス1.7%でした。

2022/1/32022/12/9値動き
ドル建て131.11108.86-22.25-17.0%
為替レート115.33136.5621.2318.4%
円建て15120.9214865.92-254.99-1.7%

LQDのドル建ての値動きは以下の通り、年初来でマイナス17%で、AGGよりやや大きく下落しました。

LQDの配当

LQDの配当は合計で3.14ドル、円換算すると416.71円でした。

2022/1/3に投資を開始した場合の円建て投資元本は15,120円ですので、利回りで約2.8%でした。

配当ドル建て為替レート円建て
2022/2/10.241952114.7427.762
2022/3/10.255645114.8329.356
2022/4/10.254757122.5131.210
2022/5/20.253598130.1232.998
2022/6/10.27367130.1235.610
2022/7/10.297022135.2240.163
2022/8/10.275879131.5736.297
2022/9/10.304264140.142.627
2022/10/30.339207143.7948.775
2022/11/10.307073147.945.416
2022/12/10.344008135.1746.500
合計3.147075132.41416.7142.8%

PFFの2022年の投資リターン

PFFの投資リターンはマイナス0.7%でした。

配当は4.7%と3つのETFの中で一番高かったですが、ドル建ての価格下落がマイナス20%と大きく、トータル円建てリターンは唯一マイナスでした。

投資額値動き+配当運用後リターン
投資成績4514.02-30.494483.5399.3%

①値動きによる損益と②配当は以下の通りでした。

PFFの値動きによる損益

PFFの値動きによる損益はマイナス5.4%でした。

2022/1/32022/12/9値動き
ドル建て39.1431.28-7.86-20.1%
為替レート115.33136.5621.2318.4%
円建て4514.024271.60-242.42-5.4%

PFFのドル建ての値動きは以下の通り、年初来でマイナス20%で、3つの中で最も大きく下落しました。

PFFの配当

PFFの配当は合計で1.60ドル、円換算すると211.9円でした。

2022/1/3に投資を開始した場合の円建て投資元本は4,514円ですので、利回りで約4.7%でした。

配当ドル建て為替レート円建て
2022/2/10.112243114.7412.88
2022/3/10.121826114.8313.99
2022/4/10.136291122.5116.70
2022/5/20.122512130.1215.94
2022/6/10.146029130.1219.00
2022/7/10.13259135.2217.93
2022/8/10.164128131.5721.59
2022/9/10.150867140.121.14
2022/10/30.169358143.7924.35
2022/11/10.169962147.925.14
2022/12/10.172188135.1723.27
合計1.597994132.62211.934.7%

まとめ

今回は、米国債券ETFのAGG、LQD、PFFにつき、2022年の円建て投資リターンを比較してみました。

結果をまとめると以下のとおり、AGG>LQD>PFFの順番となりました。

値動き損益配当合計
AGG+3.2%+2.1%+5.4%
LQD-1.7%+2.8%+1.1%
PFF-5.4%+4.7%-0.7%

2023年は米国利上げペースの鈍化で債券価格が上昇すればドル建てでは値上がり益が期待できますが、一方で円高回帰が予想されており、円建てだと値動きによる損益はマイナスになる可能性もあるかもしれません。

ただ、AGG、LQD、PFFはどれも分散された債券に投資するETFで、安定した配当も見込めるので、ある程度長期で投資するのであれば、安心して保有できる優良ETFだと思います。

どれを選ぶかは好みによりますが、より安全志向の人は米国債中心のAGGがよいでしょう。あるいは各ETFに分散して投資するのも一つの方法です。

たやっと
たやっと

私もAGG、LQD、PFFに分散投資をして5年以上保有をしています。分配金が毎月かつある程度安定して支払われるので、FIRE後や年金生活の月々の収入としてもいいかなと実感しています。

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